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大人バレエとストレッチ
目次

バレエ教室、千葉
大人バレエとストレッチ
ストレッチと呼吸法
大人からバレエを始めるにあたり、このような不安をお持ちの方は多いかもしれません。 しかし、心配はご無用です♪子供と違い大人身体が出来上がっているため、柔らかくなるスピードに個人差はあるものの、呼吸は法をしっかり取り入れたストレッチを継続するとどなたでも必ず身体は今よりも柔らか変化します。
江本は大阪で長年大人の方のバレエ指導をさせていただいてきたのですが、60代で運動経験がほとと脚を後にまわすということも、4~5年でほとんどの方ができるようになられていたので、年齢に関係なくこつを気を付けながら継続することの大切さを思い知ったように思います。
目的別による部位ごとのバレエストレッチ
全身を温めて代謝を上げるためのウォームアップ
全身の体温を上げてこれから動いていく身体を準備するために、バーレッスンの最初に行っています。これから一時間から一時間半以上に渡りレッスンを通して身体を動かしていくなかで、こちらを行うことにより代謝を上げて動きやすく痩せやすい身体を作るのにとても効果があります。具体的には6番ポジションでの足踏みや首回し・アキレス腱伸ばしや屈伸などをバレエの動きのなかで取り入れていきます。ここで気を付けたいのが急に早く動かすのではなく、深呼吸をしながらゆっくりと徐々に大きく動かしていくのがポイントになります。無理な反動などはつけずにのびる範囲内でむりなく、アキレス腱が固く感じるときなどは膝を曲げて調節して構いませんので、ゆっくりと動ける身体への準備をしていきましょう。
股関節周りへのアプローチ
バレエでバーレッスンを片手で行うとき(はじめてバレエクラスでは両手でバーをもつこともあります)は、一番ポジションや二番ポジションからのプリエという屈伸運動からほぼ始まりますが、こちらは爪先を外に開き両脚のかかとをくっつけた状態になります。このときに足首で爪先を外に開くと痛める原因となりますため、股関節から膝、足首にかけて回しなが外に向けていきます。このような状態をつくるには、まずは股関節の柔らかさが非常に重要になってきます。柔軟性をつくり可動域を広げるためには、みなさんご存知の横開脚での深く深呼吸しながらの静的ストレッチは非常に効果があります。またこのストレッチでは股関節だけではなく、ハムストリングスと呼ばれる股関節から太ももの裏にかけての筋肉のストレッチにもアプローチできます。
足首と脚指のストレッチ
バレエではなにかにつけてタンジュという床を足裏でする動きがでてきますが、こちらを脚指をひっぱって開いたり回したりすることをレッスンまえに行うとよりなめらかに動きの効果をあげることができます。またジャンプや回転の時には足首の屈伸の動きを必ず使いますため、怪我の防止やスムーズな動きのためにも、レッスンまえには足首を回しておくなどされることオススメします。
具体的な方法~横に開いた開脚のときのこつ
すこしだけここでこつをお伝えしますね♪
①しんどいとき、ひとはどうしても呼吸を止めがちなのですが、しんどいときにこそ下腹からしっかり長く息を吐きます。このときに肩に力が入ったままだと、股関節や裏ももなどの柔らかく伸ばしたい部分へのアプローチが届きにくくなるため、肩の力を楽に抜くことが非常に重要になってきます。
②両脚を横に開いた開脚で前へ倒そうとするときに背中が丸くなりがちですが、まずは前へ倒すよりもおしりの下から首までをまっすぐにすることを意識されてください。このときも①の呼吸と肩の力をく抜くことは忘れずに。ここで深い呼吸に慣れてきたら背中をまっすぐのまま少しづつ斜め前へ上体を傾けてみてください。そうすることで、アプローチしたい場所への効果がしっかり届いてゆきます。
ストレッチに効果のある環境とは
またご存じかもしれませんが、ストレッチは身体が温まっているときにとくに効果が出やすいので、お風呂上がりなどにされるとより身体の変化を感じやすいことと思います。
これから暖かい季節にもなるため、春夏という季節もがんばりどきかもしれません(*^^*)
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